本のデータの作り方

本のデータ・全般

Q:刊行物はすべて情報として提供しなければならないのでしょうか? また、品切れや絶版の書籍、および在庫のある書籍の中でも諸事情により情報を提供したくないものでも提供しなければならないのしょうか?
A:情報提供は原則として、品切れ、絶版になっていたとしても、極力情報をオープンにしてください。読者がより多くの情報にアクセスできるようにすることが版元ドットコムの大きな目標です。
*2009年4月より、品切れ、絶版の本の登録については会費に反映されないことになりました。
Q:文字データの制限はいくつですか?
A:版元ドットコムの本のデータベースは、MySQLというアプリケーションを使っています。タイトルなどを含め、文字数の限界が決めづらい項目はほぼすべて、一律65,535バイトまで入力可能です。日本語で入力する場合、おおよそ2万字は入る(内部では、1文字3バイトとしてカウントされます)、と認識しておけば大丈夫でしょう。
しかし、実際Webからの送信を行う際には、ブラウザなどに制限を受け、一画面あたりの文字数として制限されてしまうことがあります。今のところ、「書籍基本情報」に書いてある文字数までは入力が可能ですので、暫定的にこの数字に従う、とします。以下に、主な制限項目を列挙します。
  • 内容紹介(TRC用)→全角105字
  • 内容紹介→全角1,536字
  • 目次→全角1,536字
  • 前書きなど→全角1,024字
  • 版元から一言→512字
Q:ユーザー名(ユーザーアカウント)、パスワードを忘れてしまいました。どうすればいいですか?
A:版元ドットコム事務局までお問い合わせください。
また、以下は同じものにしています。
  • 会員版元専用ログイン(書籍登録・業界連絡支援システム)へのログインの際のパスワード
  • 本を「会員割引」で購入する際のパスワード
Q:ISBNを間違えて登録してしまいました。
A:ISBNの変更および削除については、下記の理由により削除機能はつけていません。
  • 大元の情報であるし、システム側でも登録時(1点ずつの場合のみ)にチェックしているので、そうそう修正は発生しない
  • 絶版をふくめた本の情報登録を目指しているので、「削除」は基本的には発生しない(はず)
  • 安易に削除できるようにすると、ケアレスミスによるデータ消失が起こりかねない
修正・削除の際は事務局に連絡いただくようにしています。
版元ドットコム事務局までお問い合わせください。
Q:本のデータを削除したいのですが。
A:上記と同様に、版元ドットコム事務局までお問い合わせください。ただし、版元ドットコムでは「品切れ」「絶版」といった状態の書誌情報も、読者にとって有用な情報である、と考えています。なるべく、在庫ステータスの変更にとどめるよう、おねがいいたします。

本のデータ・文字データについて

Q:最近、版元ドットコムに加入しました。書協にすでに登録したデータがあります。このデータをもとに、版元ドットコムのデータを作りたいのですが。
A:

まず、書協とコンタクトをとってください。
連絡先は以下の通りです。

メールアドレス→books@jbpa.or.jp
担当者→日本書籍出版協会 データベースセンター 坂詰勝 様
電話→03-3268-1301

データの形態としては、メールに添付か、CD-R等のメディアの送付で受け取れます。 入手したデータを、Excelのファイル「書籍登録フォーム」に取り込みます。「登録・販売用グッズ一式」内の「書籍登録フォーム」のコーナーも併せてご参照ください。
書協に登録してあるデータは書名・定価・判型といった基礎的な書誌情報が中心ですので、「内容紹介」「目次」等々の情報を付加していってください。

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(参考)書協・坂詰さんからの回答(参考)

各社の自社データ提供に関しては社名とご担当者のお名前および連絡先を教えていただければ今までご登録いただいているデータをお送りいたします。
ご要望は下記メールアドレスのいずれかにご連絡をお願いいたします。
books@jbpa.or.jp
また、データをお送りする際の希望媒体(メール〈アドレスを明記〉に添付、FDなど)を明示してください。
こちらから、データをお渡しする場合は原則としてすでに電子データでの入稿を実施されているか実施するにあたってのデータの確認ということでお渡ししております。
したがって電子媒体入稿についてのご登録がお済みでない社はぜひご登録も兼ねてご連絡いただきたいです。
なお、電子媒体での登録の用紙は 下記のサイトにあります。
http://www.jbpa.or.jp/dbc2.htm

日本書籍出版協会
データベースセンター
坂詰勝
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本のデータ・表紙画像について

Q:本の表紙画像データは、どうやって作ればいいのですか?
A:画像データを作る場合、おもに次の3つの方法が考えられます。
  1. 表紙画像をスキャナで取り込む
  2. 本そのものをデジカメや銀塩カメラ(ふつうのフィルムを使うタイプのカメラ)で撮影する。銀塩カメラで撮影した場合は、さらにフィルムや紙焼きをスキャナで取り込む
  3. DTPで表紙を制作した場合など、何らかのデジタルデータがある場合にそれを流用

データの精度という意味では 3. が一見ベストですが、常にデジタルデータが入手可能とは限りませんし、カバー・表紙の質感や特色版の使用などを考え合わせると、かならずしもデータが最終完成物に最も近い、とはかぎりません。
一般的に言って 1. の方法がもっとも手っ取り早いと思います。 2. の方法でもかまいませんが、接写してスキャナ取り込みの代用にするのはあまりおすすめしません。

ここでは、自社にスキャナーがあり、MacintoshやWindowsが動作するパソコンと、画像を処理するソフトがあることを前提として、 1. の方法でデータを作成する、と仮定して解説します。
しかし、スキャナや画像処理ソフトの種類は極めて多様ですので、個々の操作については割愛します。最低限、スキャナで取り込んだ画像を、PhotoShop、PaintShop、FireWorksといった画像処理ソフトで開くところまでたどりついてください。また、画像処理ソフトの紹介(Windows向け)をhttp://www.hanmoto.com/gyoumu-renraku/soft.htmlにまとめてあります。併せてご覧下さい。

Q:画像データのサイズや形式を教えて下さい。
A:

400~600ppiでスキャンした最高画質のjpgがおすすめ。版元ドットコムのサイトに表示されるサイズはデザインにあわせ、適宜拡大縮小されます。
※Amazonでの画像サイズ推奨値(長辺1280px、2560px以上推奨)もご参照下さい。
参照:Amazon.co.jp ヘルプ:画像サイズ
なお、カラーモードはRGB、画像フォーマットはjpegにしてください(後述しますが、印刷物の入稿データから起こす場合、カラーモードには特にご注意ください)。

「ピクセル」というのは、コンピュータ上で画像(正確には、ビットマップ画像)を表現するときの最小単位です。本の長辺を、(例えば)200個の点の並びで表現する、という意味です。大昔のワープロが「高精細24ドット印字」などと宣伝していましたが、あの「ドット」とほぼ同じようなものです。たとえばA5正寸、B6正寸といった本であれば、長辺が200ピクセルなら、短辺は141ピクセル程度になるはずです。このサイズが大きくなればなるほど、同一画面で比べた場合、画像は大きく、より精細に見えます(当然、ファイルサイズも大きくなります)。
ちなみに、一般的な17インチモニターでは、一画面に1280×1024ピクセルを表示することができます。ちょっと小さめの、「サブノート」と呼ばれるノートブックPCの場合ですと、1024×768ピクセル表示が主流です。

印刷用のデータから画像データを作る場合、データのカラーモードはたいていCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・スミのいわゆる「四色」)〈Cyan Magenta Yellow blacK 藍色(Cyan)、深紅色(Magenta)、黄色(Yellow)、黒(blacK)〉になっているはずです。jpegはRGBモードが基本のフォーマットですが、Photoshopなど一部のアプリケーションでは「CMYKモードのjpeg画像」というイレギュラーなファイルが作成できてしまいます。CMYKのjpegはブラウザによって認識されなかったり、色が大幅に化けたりします。保存前にかならずカラーモードをRGBに変更してください。
PhotoShopなどで画像をいじる場合は、「解像度(dpi)」という設定項目を見かけることがあると思いますが、これは印刷するときに関係する要素なので、無視して結構です。

Q:書影を登録したはずなんですが、サイトで表示されません。
A:

お手元の画像ファイルを、直接ブラウザのウインドウにドラッグ&ドロップして、表示されるかどうか、また、画像のカラーモードがCMYKになっていないか、ご確認ください。
稀に、お使いのブラウザが画像データをキャッシュしている(表示の効率化のため、自分のマシンに、サイトのデータをコピーすること)可能性があります。念のため、ブラウザで再度読み込みをかける(リロードする)、ブラウザのキャッシュをクリアする、他のブラウザ/マシンで表示してみる、等を試みてください。

Q:その他、画像データについて気をつける点があったら教えて下さい。
A:

事務局に一括で画像登録を依頼する場合には、画像データのファイル名を、かならず「ISBNコード+.jpg」としてください。たとえば、ISBNコードが「978-4-7808-0192-7」なら、「978-4-7808-0192-7.jpg」となります。
現在、システム側では、画像データはこのルールに則った名前であることを前提にして画像を表示するしくみになっています。この名前にしておかないと、画像の登録が完了しても画像が表示されない、という事態になりますのでご注意ください。

管理画面からのアップロードで登録する場合には画像ファイル名は自動的に必要なものに変換されますので、お手元ではどのようなファイル名であってもかまいません。

Q:本の表紙データを掲載するにあたり、表紙に使っている写真を撮った人や表紙の絵を描いた人が許諾を出さない場合、表紙写真を掲載できないことになるが、それはしょうがないことなのでしょうか?
A:

原則として、画像にかぎらず、すべてのデータ提供の可否は版元の判断が優先されます。「版元ドットコムではこのようにしてくれないとダメ」ということはありません。なので、もし表紙画像を掲載できない本があっても大丈夫です。

在庫情報の転送について[日販編]

Q:在庫情報の転送について教えてください。
A:御社がVANを利用して取次へ在庫情報を送信している場合は、必要ありません。VANをご利用でない場合に限り、日販との取引状況によって、以下のように対応が分かれます。
  • 「 そもそも日販と取引がない。(日販のマスターがない)」という版元の場合

    →在庫情報の転送は行えません(行っても、受け付けられません)。
    ただし、他の版元に販売を委託している場合、その版元の取引コードを使って情報を送ることが可能です。
    また、「地方小出版流通センター」との取引がある場合、日販からは「取引コード4699」の版元として扱えるので、こちらも情報を送ることが可能です。
  • 「新刊が出たら、日販に必ず見本出しをしている」という版元の場合

    →新刊が出たら、日販に「在庫有り」の在庫情報を送るようお願いいたします。データを送るタイミングは、取次搬入連絡のFAXを送る時と同時、程度でお願いいたします。
    (マスターにない本の在庫情報が送られてきても、エラーとしてはねられるわけではなく、マスターができるまでしつこく再登録を試みつづける、というロジックになっているそうです)。
  • 「新刊がでても、見本出しはしていない/見本出しをしない本もある」という版元の場合

    →新刊が出たら、日販の一般書センター宛てに、書籍マスター用のデータをFAXしてください。マスター作成依頼用のフォームの入手・対応については、一般書センター  吉山恒平 様(tel●03-3927-7247/fax●03-3914-3064)宛てにご連絡ください。
    (補足)
    日販へ在庫情報が転送できるようになる、ということは、日販側から見ると、「その本のマスターを日販が持っている」ということが前提になります。ですので、(当たり前ですが)日販と取引がなければ受け付けられませんし、また、たとえ取引があっても、見本出しなどの手続を経て、日販側にマスターが出来ていないと、在庫情報を受け付けることは出来ません。
    また、版元ドットコムのように「新刊登録=在庫あり」という処理をしていないので、「在庫あり」という在庫情報を最初に送る必要があります。
  • 「取引はあるが、(何らかの事情で)在庫情報を送りたくない」という版元の場合

    →在庫情報の転送は不要です。

書誌情報の転送について[書協編]

Q:書協への書誌情報転送について教えてください。
A:

A: 書協(日本書籍協会)では、国内で発行された入手可能な書籍(非売品を除く)の書誌情報を収集し、Booksでの公開や出版業界への提供等を通じて、出版流通の改善をはかっています。(参考→当協会の概要
版元ドットコムでは、書誌情報の登録時に書協への情報転送を簡単に行うことができます。

  • 各版元は、具体的にどうすればよいのか

    もし、今までに書協へのデータ送信を全く行ったことがない、という場合は、「電子媒体登録申し込み」の手続きが必要です。こちらをご一読の上、お申し込み手続きを各社でおとりください。
  • 登録が可能になりました。次にすべきことは?

    既刊の情報をいったん全点登録していただくことが望ましいです。もし、版元ドットコム参加を機に、もう一度「クリーニング」をしたい、ということでもかまいません。こちらのページにある、「入力用テンプレート」をご利用になって、データを書協に送って下さい。エクセルの操作等に自信のない方は、版元ドットコム事務局までご相談下さい。
  • 日々の作業としては、何をすればいいの?

    以後は、新刊が出るたびに、(できるだけ刊行一週間前までに、)書誌の情報を版元ドットコムのサイトから書協に転送するよう、指定してください。(転送の具体的な作業については、入会時にお送りしてあるマニュアルをご覧下さい)

書誌情報の転送について[アマゾン編]

Q:アマゾンへの転送について教えてください。
A:

アマゾンは登録制の「ベンダーセントラル」という版元向けシステムを開始しました。
ベンダーセントラル
新刊に関しては現状はベンダーセントラルにご登録いただき、ご自身で情報を送付するのが一番確実です。

また、アマゾンは近刊情報センターからのデータを受け入れていますので、新刊に関しては版元ドットコムに登録→近刊情報センターに送信→アマゾンで受け入れ、というルートを活用するとよいでしょう。
近刊情報センターを利用するためには利用登録が必要です。
申込方法と申込書 | JPO 近刊情報センター
をご参照の上、申し込みを行って下さい。

書誌データ作成の代行について

Q: 版元ドットコムのデータベースへの登録作業を代行してもらえませんか?
A:

原則として、データの管理は各会員社の責任において行うようお願いしていますが、登録についてのみ、事務局で代行可能です。現物あるいは書誌情報のコピー等が必要になることと、現行の会費以外に別途作業料が発生する点にご注意下さい。

●「基本書誌情報」の入力
  • 1点500円、奥付等のコピーまたは現物を元に入力します。送付に際する送付/返却の送料は依頼社負担、とします。(返却不要の場合はその旨お伝えください)
  • 「入力フォーム」への入力完了後、いったん校正用にデータを利用社に戻します。問題なければ、書誌データを登録します
  • データ転送先について指定をもらえれば転送も代行いたします
  • 在庫情報のみの修正の場合は1点50円とします
  • 点数が100点を超える時は事前にご相談ください
●「付加情報」の入力
  • 内容紹介、目次、前書き等、版元から一言、著者プロフィールの6項目については1文字0.3円で入力代行いたします
  • 「入力フォーム」への入力完了後、いったん校正用にデータを利用社に戻します。問題なければ、書誌データを登録します
●画像のスキャニング
  • 1点300円とします。現物送付の場合は送付/返却の送料は依頼社負担、とします(返却不要の場合はその旨お伝えください)
  • スキャニング・補正・サイズ調整後、こちらでデータを登録します
  • 点数が100点を超える時は事前にご相談ください

●利用料金請求は会費請求に乗せて隔月末に請求いたします

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